今週のお題「ふつうに良かった映画」
今週のお題「ふつうに良かった映画」
いやいや、久しぶりにこちらのブログに投稿しています。
自分的に「ふつうに良かった映画」といえば
ですね。
SF映画なんですけど、殺人予知システムがある近未来的な世界となっています。
概要としては、
プリコグ(precog:precognitive、予言者)と呼ばれる3人の予知能力者たちで構成された殺人予知システム。それに従って予防的治安維持機能を遂行する犯罪予防局によって、システムの導入以後、西暦2054年のワシントンD.C.の殺人発生率は0%になったと報告されていた。
となっています。まるでサイコパスのシビラシステムみたいですね(笑)
という風に受け取る方もいるかと思います。
で、この映画、結局のところ、完璧な殺人予知システムではなかったのです。
3人の予知で構成されてるが、一人だけ矛盾する場合があります。
それが「マイノリティ・リポート」少数派の報告ということですね。
ここでは少数派のものはないものとして判断されます。どう考えてもシステムとしては欠陥ですよね。
システムの完全性が損なわれているが、完全であるとするために、このマイノリティ・リポートに関しては隠滅します。
その結果何が起きるかというと、実際は犯罪にならないケース(かもしれない)の事件を、冤罪で捕まえてしまう。となります。
早すぎる逮捕ということですね。
ということはこの時点で逮捕することは間違いなのです。
犯罪の予防策としては正解ですが、罪として成立するかといえばしないケースもある。
グレーゾーンの判断って難しいですよね。。。。
アニメの「サイコパス」なんかでは犯罪係数が全てになっていますが、
こちらも完璧ではないのです。
完璧なシステムなんて存在するんすかねーーーー
例外処理してなんとか保てるかもしれませんが、
人の命となれば話が重いですしね....
という訳で、「マイノリティ・リポート」はよく考えさせられた映画でした!